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【実体験】中小企業と大企業のメリット・デメリットについて考える

仕事
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【SPECはHSP】こんにちは、いちごです。

突然ですが、私は中小企業出身女です。

何度か転職しているので、結果的に零細組織・中企業・大企業すべて経験済みとなりました。

そこで、今回は実体験に基づいて中小企業と大企業のメリット・デメリットについて考えてみた。

私がこの10年間で多くの時間を過ごしたのは中小企業(詳しく言うと中企業)であるため、話の軸は中小企業出身者として比較していく感じになります。

大企業

大企業の定義ってなんだ?っていう話になってくるのですが、調べてみると資本金が大きく、従業員数も多い会社。

私の記事内では、いわゆる大手企業と呼ばれる企業を大企業としてお話します。

大企業のメリット

・福利厚生が良い

・休みやすい

・辞めやすい

福利厚生が良い

福利厚生についてです。手厚い場合が多いです。

色々な施設やサービスなどの割引とか優待とかあったりする。

すごい!って思いはするんだけど、実際インドアな私からすると、ほぼ使わないですね。笑

そもそも、福利厚生ってどこからどこまでなんだよ?って思いません?笑

調べてみた

【法定福利厚生】

・社会保険(健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)

・子ども・子育て拠出金

【法定外福利厚生】

・通勤手当

・住宅手当・家賃補助

・食事補助

など

法定福利厚生は、法律で決まっているってことだもんね、これはどこでもあるからそこまで気にしなくて良さそう。

法定外福利厚生に通勤手当が入っているのか…確かに、絶対支給しなければいけないものではないと聞いたことはある。

今どきバイト以外で通勤手当でない会社なんてほとんど聞いたことがないので、これもあまり気になくて良さそう。会社が遠い場合は、上限や条件は気にしたほうがいいと思うけど。

住宅手当や家賃補助か~、私は実家住みなのであまり気にしたことがなかったけれど、一人暮らしや大黒柱だったら気にするかも。

食事補助は、確かにあったら嬉しい。ラッキーって思うかもしれない。

私が働いていた会社は、食事補助はありませんでした。残念。

休みやすい

ポイントは、有給が取りやすいではなく、休みやすい、と表記した点です。笑

有給取りやすいかどうかは、本当に会社によるので、なんとも言えない。

突発的に休むのは、休みやすいっていう話です。笑

大手企業の場合、案件自体が下請けではなく、直請けの場合が多いので、納期等の期限がキツキツではない可能性が高いです。

あとは、割と人数にゆとりがある場合が多いので、休んでも誰かがしてくれる、してくれなくて溜まったとしても割と時間があるっていうイメージです。

あとはね、最悪上司がなんとかしてくれるから大丈夫。笑

辞めやすい

これは、本当に辞めやすかったです。過去一辞めやすかった。笑

コンプライアンスかな?止めちゃいけないっていうルールがあった会社もあって、スムーズすぎるほどスムーズに辞められた経験があります。

会社によっては、独自の退職届がフォーマットで存在していて、それに記入するだけでいいっていう、退職届準備しなくてOKな会社があって、すごい楽でした。

大企業のデメリット

・ルールありすぎる

・専門用語使いがち

・プライドが高い

・みんな休み取りすぎてて意味わからん

・転勤あり

ルールありすぎる

従業員数が多いがゆえに、細かいところまでルールがありすぎて、息苦しい場合があります。

何この小学生レベルのルール。みたいなのが普通にあります。

学校みたいな雰囲気になっている会社も多くて、それがしんどい場合あります。

専門用語使いがち

私が中小企業出身者だからなのかもしれないけれど、カタカナ?英語?の略語が多すぎて、何言っているか意味がわからない。笑

なんか、意識高い系みたいな。笑

他にも業界特有の専門用語とかね、それが当たり前になりすぎてて、わかんないだろうなとか考える気すらないんだろうね、初見の人に対してもガンガン専門用語言ってくる職場でほんと意味不明すぎた。(これは、職場の環境が悪かったのかもしれないけど)

例えば何?って言われると、一つだけ覚えているのは、「フィックス」かな。〇〇をこういう風にフィックスしてもらっていいですか?みたいな。

最初、なんやねんフィックスって、って思ったけど、多分話の流れ的に、変更修正してほしい的な意味だと思った。違ったらごめん。笑

プライドが高い

大手企業だからなのかな、プライドが高い人が多かった感じがしました。無駄にプライドが高かったです。

まず、相手が悪くても絶対に謝らない。言い訳言い訳言い訳、言い訳しかしない。笑

ただたまに半分ヤケクソで謝ってくる人がいる。(謝ればいいんだろ?みたいな態度)

何もわかっていないのに、わかってる風で長々と話す人とか。結果的に聞いているこっちも何もわからない。笑

みんな休み取りすぎてて意味わからん

メリットの休みやすいと表裏一体です。

工場みたいに一斉に夏休み冬休みがある場合は、気になることって全然ないと思うのですが、営業所とかだと交代で長期休みのパターンありますよね。

その場合、交代交代で1週間とか、下手したら10日間とかいない人が出てくるんですね。

顧客から電話はかかってくるんだけど、担当者長期不在にしすぎて、意味わからん的な。笑

その会社は、派遣先の大手企業だったので、電話受けて取り次ぐ仕事をしていたんだけど、担当者がいなさすぎて、休み取りすぎはフォロー側が大変そうだなと思いました。

まぁ正社員の場合は、フォロー側もそのうちドーンと休むので復讐できるから、大丈夫。笑

転勤あり

会社によっては、地域限定とかあると思うけど、地域限定でも通える範囲は転勤っていうパターンがあるからしんどいよね。

私は、HSPなこともあって、環境が変わると慣れるまでかなりの時間がかかるので、転勤とか本当に無理です。だから転勤ありの会社は初めから受けていない。

自分が転勤しなくても、周りが転勤ありもなかなかに心がざわつくよね。

派遣先は、転勤タイムになる前に辞めたので、味わわずに済んでよかったです。

中企業

私の感覚として中企業は、中小企業の中でも比較的大きい方の会社が中企業というイメージです。

私は地方に住んでいるので、基本的に大手企業と呼ばれる会社はほとんどありません。

大体が中小企業で、大きい会社と世間的に言われていても、中小企業の中企業ということになります。

私は、この中企業で働いた経験が長いです。

中企業のメリット

・程よいルール

・要望が通る場合もある

・辞めやすい場合が多い

程よいルール

ガチガチじゃない程よいルールによって統制が取れている場合があります。

私は、このちょいゆるなルールが一番心地良いです。

ちょっと破ってても許されそうな感じ。笑

ただ、たまに小学生レベルのルールができることがあるから、心の中でブチギレる。笑

要望が通る場合もある

ポイントは、場合もある、なので、勿論通らない場合もあります

私は、何度か通ったことがあるので、辞めたくなるほど不満があるならば一度やり合ってみるのはおすすめです。笑(勧めるな)

工場長のところに殴り込みに行った経験あり。笑

辞めやすい場合が多い

割と人数はいるので、辞めやすい場合が多いです。

最悪、他部署から異動して補填ということもできるからです。

ただ、会社によって引き止めに合う可能性もないとは言い切れません。

私は、すんなり辞めることができました。

引き継ぎは、約1ヶ月、有給全消化できました。

引き止めに合わないようにするポイントは、初めから退職届を持って行って、意思が固く引き止めても無駄だと思わせることです。

中企業のデメリット

・トップダウン体質の場合がある

・休みにくい場合がある

・人員補充されない場合がある

・産休育休の負荷が大きすぎる場合がある

トップダウン体質の場合がある

中企業だと、上層部がすべて親族でワンマン経営の場合とか、あります。

親族経営じゃなくとも、トップがワンマンということは大いにあります。

零細組織と違って、直で自分に言われるとかが無い点は救いですが、中間管理職勢がイエスマンだった場合は確実に終わります。笑

私の場合は、幸い上司に恵まれて、ノーと言える上司の元で働いていたので、長く続いた会社もあります。途中で組織変革があって、イエスマンの上司に変わって間もなく私は追い詰められて辞めるという結果になりました。笑

まぁこれに関しは、上司次第なところがあります。

休みにくい場合がある

従業員数は、まぁまぁいるけれども、部署単体で見ると1担当あたり1人みたいな構成になっている場合も多く、上手く部署内で連携が取れていればいけるけど、なかなか厳しいか?っていう状況だったりします。

私の場合は、病欠はほとんどなかったので、大丈夫だったのと、正直当日欠勤したいタイミングなんかいくらでもあったけど、良心的にしなかったですね。(今となっては、しても良かった気がする。笑)

有給は、1日くらいなら取れていました。

事前に申請して、自分で調整しておく感じです。

前日に残業を沢山して、翌日分まで処理しておいて、極力他人に迷惑をかけない方法で。

人員補充されない場合がある

中途半端に人数が多いので、プレイヤー層と経営層の距離感が遠いんですよね。

人件費を極限まで抑えるために、欠員が出たとしても、今いる人数で残業してでも仕事がまわっている限りは補充しない、みたいな考えになっちゃっている場合あって、なかなかに地獄をみることがあります。

人員補充してもらうコツは、わざと仕事をまわさないことなのかもしれない。

残業すれば、終わるんだけど、あえて帰る、とか。

無理すればできるけど、あえてしない、とか。

多分これは、戦略が必要です。しかも、一人ではなく、部署全員で実行する必要があるから。

みんなの気持ちが一致していればいいけど、一致しないことのほうが多いので、私は辞めるという決断になる場合がほとんどです。

産休育休の負荷が大きすぎる場合がある

人員が補充されないと似ていますけれど、産休育休の人を部署員1名としてカウントしていて、派遣や契約社員ですら補充してもらうことができない、みたいなパターンです。

そして、その負荷が全て独身女性や子なし女性に降りかかる的な惨劇は高確率で起きる。

私は、これが一番きつかった。

辞めました。笑

小企業・零細企業・ベンチャー(零細組織)

私の感覚としては、小企業(零細企業)と言うと、従業員が10人未満の会社というイメージを持っています。

ベンチャー企業は、働いた経験がないですが、零細企業の分類だと考えています。

また、こちら全てまとめて零細組織という言い回しでお話しようと思います。

零細組織のメリット

・要望は高確率で通る場合が多い

・人員補充される

・全体の流れを把握しやすい

要望は高確率で通る場合が多い

なぜかというと、交渉相手が社長とかだから。笑

簡単に言うと、決定権を持つ人間と直で話すので、通りやすいということです。

会社の規模が大きくなればなるほど、クッションが多すぎて、決定権を持つ人間に話自体伝わらないこともあるから。自分→課長→部長→工場長→専務→社長みたいな長ーい道のりだからさ。笑

ただ、交渉術が上手い人ほど通りやすいけど、私はコミュ障なので、なかなか難易度は高い。

人員補充される

中企業で悩んでいた、人員補充問題は、零細組織にいくと解消されます。

そもそも、1人1人がしっかり役割を持っているので、1人でも欠けたら人を探さなきゃいけないし、仕事が増えてきたら仕事をまわせるように人を増やさなきゃいけない。

そこを割とちゃんとわかっている社長が多いです。

多分、そこで仕事がまわらなくなって、不満がたまって、1人来なくなるとかになれば、どんどん事が悪化するのがわかっているからなのかもしれない。

人を駒じゃなくて人として見てくれている場合が多いです。(繰り返しますが、全部ではない)

全体の流れを把握しやすい

規模が大きくなればなるほど、歯車的な仕事が多いので、一体何のための仕事なのか理由もわからず仕事しなければいけなくなる場合があるけれど、それが零細組織の場合は、全ての流れを早い段階で把握して仕事に取り組むことができる。

私の場合、なぜこの作業をするのか、それがどうつながるのか、知りたいタイプなので、そこはメリットです。

ただし、仕事を教えてくれる人がいない場合は、一人で独学でそれを把握していくので、結構大変です。

でも、規模が小さいので、1年もすればなんとか把握できるようになります。

零細組織のデメリット

・人間関係が悪いと終わる

・休めない

・プライベートを詮索されやすい

・辞めづらい

人間関係が悪いと終わる

これは、地獄です。

人数が少ない分、関わらないっていう手段は使えないので、なかなかに厳しい戦いとなります。

最終的には辞めるしかありません。笑

休めない

大企業の逆です。

当たり前に代わりがいないので、休めません。

正確に言えば、休もうと思えば休めるけど、周りに大きな負担がかかる。(が正解かな)

プライベートを詮索されやすい

私、プライベートをあまり明かしたくなくて、面倒なので。

けれど、人数が少なければ少ないほど雑談をする回数が増えるんですよね、それで聞いてばかりで済めばいいけど、まぁ済まないので、詮索されることとなります。

辞めづらい

まず、辞めるってすごく言いづらい。

辞めるって言ってから、人を募集して、後任がくるかが心配。

後任が来たとして、逃げられないか心配。

辞める最後のその日まで心配でした。

ちなみに、私は3ヶ月前に退職届提出、1ヶ月半前に後任採用決定、1ヶ月間で引き継ぎ退職できました。

辞めてからも、わからない箇所のフォローとかあるし、なかなかしんどいです。

辞められないかもの不安が一番ストレスだったので、零細組織は二度と行かないと思います。

私は、中企業が好き

こうして比較してみると、自分は結果的に中企業が一番好きでした。

理由は、適度に多い人数と辞めやすさです。

適度に人数が多いので、人間関係もなんとかなるし、プライベートを詮索されにくい。

そして、何より辞めやすい。

私は、本当に心配性というか、不安になりやすいので、解雇になるよりも辞められないことのほうが怖いです。

よかったら、参考にしてみてください。

以上、いちごでした。

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