これは、🍓が高校卒業後、うっかりブラック企業に入ってしまった話です。
今となっては笑い話ですし、ここの経験があったから今の私がいると思いますので、
ムダだったとは言いませんが、とりあえず毎日辛かったなぁ、毎日泣いていたなぁという
記憶は鮮明に残っています。笑
エピソードごとに数回に分けてお話していけたらと思っています。
今の時代、大学とか専門学校に行く人が多いのかもしれませんが、
私は、高校を卒業したら働くつもりいました。
元々、そんなに裕福な家庭で育ったわけではないので、大学に進学させるお金はないと
小さい頃から言われてきたからです。今思えば、奨学金という制度もあるわけですが、
結局返さなくてはいけないとすると、そこまでして勉強したい分野があったわけでも
なかったので、まぁ就職だな。とぼんやり思っていました。
中学校の頃から、高校を卒業したら就職するのか…とぼんやり思ってはいたので、
高校を選ぶ時に、専門学科に行ったほうが良いだろうなと思いつきました。
ぼんやり生きていた割に、中学生ながら、よく思いついたなと思いましたがw
高校は、商業学科に入りました。
就職と言われても、自分が何をしたいのかよく分からなかったのです。
ただ、ぼんやり事務とかだろうなぁって考えていたのです。
なんとなく入った商業学科でしたが、そこに入ったおかげで、
簿記を習ったり、Word・Excelも簡単なことはできるようになりましたし、
PowerPointも少ししました。
難なくブラインドタッチができるようになったのも、その学科に入ったおかげです。
資格も5つほど取りました。
今思えば、簿記と言っても私が習ったのは全商簿記です。
世間一般に通用するのは日商簿記で、高校の簿記はかじった程度でしかないと思います。
ただ、この時点で、一般事務としては働けるくらいの能力を学べたのは良かったと思います。
そして、高校生の就活の時期がやってきたわけです。
一つ言いたい。なぜ高校生は一社しか受けられないのか。
一社しか受けられないということは、気になっている企業が複数あったとしても、
一社に絞らなくてはいけない。面接の雰囲気を感じることも、面接の機会すら与えられない。
今思えば、高校生で複数受けたところで、経験がないわけだから、比較するにも対象が少なすぎるし
仕方がないのかもしれませんが、
私は、なんとなくとりあえず、家から近かった企業の事務を受けました。
蓋を開けてみれば、受けた高校生ほとんどが採用。笑 落ちたのは1名だけでした。
その時点でおかしいと思うべきでした。おかしいと思ったところで後戻りはできませんがw
ブラック企業で有名な会社だったのです。
家族もそういった情報には疎いタイプだったので、入る直前まで気が付かなかったのです。
落ちた1人の方には、よかったね!と言ってあげたい!!
よく、ご近所さんと「娘さんどこに就職したの?」的会話ありますよね。面倒なやつ。笑
それで、母親がその企業はワンマン経営だと聞いたことで気がついたわけです。笑
行く前から、まじかよって感じでしたが、やはり高校生。
イマイチぴんときていなかった記憶があります。笑
入社してみると、事務員はほとんどおばさん。
そして、朝来るのが異常に早い。笑
その時点でブラックですよ。笑
勝手に早出しているわけです。
残業代はなし。
事務員は生産を産まないので、残業代は払わないそうです。笑
いかにもブラック企業らしい。
お昼休憩も、12時の鐘が鳴っても誰も行きません。20分後くらいにやっと、
「休憩いってきま~す」と謎の宣言をしてから行く制度。笑
毎日のことだし、12時になれば昼なんだから勝手に休憩だろ!って感じですよ。
戻るときも「お世話様でした~」と謎のお礼を言って戻る制度。笑
何に対してのお礼だよ!!笑
「お世話様」とかいう単語使っている時点でだいぶ古臭い習慣であることがわかります。
っていうか、お世話様ってだいたい正しい日本語じゃないよな?
電話番は固定メンツで2名、そのメンツに電話番ありがとうのお礼なんでしょうけど、
毎度毎度お互い様じゃね?って話なんですよ。
お客さんの帰りが遅くなると、片付けがあるので、1人生贄になります。笑
何度か生贄になったことがありますが、電話番だったメンツと13時から食べるお昼ごはんは
ガチで死ぬほど苦痛でしかなかったですね。笑
12時組が羨ましすぎて、13時組になった時は、本当に惨め極まりなかったです。笑
よく泣いて、家に電話してました。笑
職場の雰囲気も基本的に殺伐としていますし、
いわゆるお局様っていますよね、そういうババアが3人くらいまとめている感じです。笑
考え方が幼稚極まりなかったですし、年も年なのに本当に残念ですw
基本的に年がら年中、求人が出ているので、もう誰も受けないのかもしれません。
彼女達も、もう定年間近でしょう。後釜がいなくて、今となってはどうにも困っているようですね。
時代は変わっていくものです。
いつまでも、古臭いしきたり、考え方に固執していては、当然置いていかれます。
働く会社は、そこだけじゃないからです。
体を壊して、精神を壊してまで会社に尽くしても、誰も責任はとってくれません。
みんな色々と理由を探して静かに辞めていくだけです。
私は、9ヶ月で脱落しました。笑
ただ、こんな恐ろしいブラック企業に勤めたおかげで、辞めるという経験を早くも
積むことができたわけです。
辞める時は、こういう手順を踏むとか、自分の意志を貫くにはどういう態度をとったらいいとか、
そういう点でも、いい経験だったと思います。
だから、2社目を辞めるときもそんなに怖くなかったです。
ブラック企業は面白いネタが沢山ありますので、またお話します。🍓