こんにちは、いちごです。
今回のテーマは、職場でどこまで自分の趣味を開示するか問題です。
本来は話す派でした
過去形の話になってくるのですが、昔の私は話す派でした。
何故かというと、会社に入りたての頃に「趣味は何?」っていう話題になって、自分の趣味について話していたので、その流れでライブや舞台に行った話とかも、休憩時間とかの雑談の一部としてしていました。
毎日一緒にいると話題もないし、まぁそういう話があれば話題にもなるし、いいかなくらいの気持ちでした。
そもそも、休日何してた?みたいな話題だと、嘘をつかない限りは話すことになってきますしね。
若かった私は、嘘も方便という感覚がなくて、正直に全部話していたんですよね。
それが問題でした。
というか、後に面倒事につながったり、自分が傷つく原因になったりしたので、すべて正直に話すということは、精神衛生上おすすめできないな、っていう話です。
現場に行き始めたくらいに感じた違和感
最初は、年に1回行くくらいだったので、どうだった~?って聞かれて、こうこうこうで楽しかったですよ~みたいな会話をしていました。
ある年、割とトロッコ近くだった時があって、担当が手を振ってくれたんですね。
今思えば、いわゆる空気ファンサ的な。(特定の誰かというよりは、その辺一体に全体的にふわっと手を振ってファンサする感じ)
確定ファンサをもらったことのなかった私は、それだけでも嬉しくて。うん、とっても嬉しくて。
空気だけど、彼の視界の片隅には自分入れたかな~なんて、思いながら嬉しくて帰りました。
いいんです。ファンサは勘違いしたもの勝ちみたいなところもあるし。
楽しかったらそれでいい。
次の日会社に行きました。
どうだった~?と、案の定感想を聞かれます。(聞いてくる人は、非オタです)
そこで、楽しかったですよ。で終わらせればよかったが、当時は私も若かった。笑
近くを〇〇くんが通って、手を振ってくれたので、視界の片隅に入れたかもしれないです!!と、テンション高めに答えてしまったんですね。
そしたら、「そういうのはさ、見ているようで、実際は誰のことも見てないからね。(失笑)」みたいな、めっちゃ現実的な返しをされました。笑
内心「えっ、やば…」って冷水を頭からかけられたような気分になりながらも、相手は年の離れた先輩なので、ヘラヘラ笑って誤魔化しました。笑
そんなこと言う?もしかして、性格悪い?笑
割と、面倒見のいい先輩だったんですけど、あ、そういう感じなんだ…ってなりました。
年齢を重ねて今思えば、そんな年の離れた後輩の子が嬉しそうにそんな話したらさ、「よかったね!!」くらいは言ってあげるけどなぁ。
会社では、周りに気を使ってヘラヘラすることしかできなかったんですけど、家に帰ってから泣きましたね。
そういう楽しみがあるから仕事も頑張れるって思っていたのに、夢の国から帰った途端に冷水はきついって。笑
自分の身になって考えてくれよ、と思うけど違う人間なので、今更別に何も思わないけどね。
あと、オタクでもない人からしたらそんなもんだろうしな。
ジャイアン方式
年上の先輩なので、仕方がないのですが…
それから、何年か経って、その方はある有名アイドルのライブに行くことになりました。
自分主体ではなく、誘われたので行くっていうレベルでしたが。
行く準備段階やライブ内容の詳細、ホテルに帰ってきてから買った全種類のグッズをベッドの上に並べて写真を撮った話などを永遠聞かされました。笑
私が浮かれて話すのはだめだけど、自分はいいんだ。笑
ちょっとジャイアンかよって思っちゃったな。
私は仏の顔で「よかったですね~!!!」って言ってあげました。(大人の対応)
これは、価値観の違いだけど、そこまでガチオタじゃないのに、グッズは全種類買って写真まで撮るんか、とか終いには矛盾点まで感じ始めていました。
オタクの気持ちって難しい。
価値観の違うオタク
今までは、非オタの話でしたけど、オタク同士だって価値観違ってしんどいこといっぱいあるよね。
正直、プライベートな関わりの人なら、価値観が違って関わるのきついってなれば、だんだん離れて切っちゃえばいいだけの話だけど、職場だとそうもいかない。
そもそも、アイドルオタクって、会社では数人だったんです。
年齢もある程度離れているし、たまに情報交換はするけど、お互いにそこまで干渉しない感じでした。
でも、いわゆる推し活勢っていうんでしょうか、推し活をしている自分が好き、アイドルはアクセサリーの一部みたいな層が、増えたことがことの発端でした。
私は、その人達と価値観が合わなくて、会社にいることが辛くなりました。
人生を豊かに楽しく生きるためにオタクをしていたのですが、ある日を境に楽しくないと感じるようになりつつありました。
私がオタクであることを元々知らなければこんなことにはならなかったと思うし、関わることもなかったと思う。
しかし、自分の趣味を開示していたが為に、価値観の合わないオタクからも認知されているので、話しかけられたり、巻き込まれることがあり、しんどくなってしまいました。
言わないが吉
オタクという事実は既にみんな知っていたので、ここはどうしようもないですが、現場に行った話をすることを辞めました。
アイドルなんて、ファンのこと見ているようで見てないよ(失笑)
なんて、言われるためにライブに行ってるんじゃないからね。自己防衛大事。
てか、そんな事言うやつ性格悪すぎだろ。
関わりの浅い人達には、最近ライブ行ってる?なんて聞かれても、「行ってないですね~。笑」みたいな感じで、受け流し続けました。
大型連休どこか行くの?なんて聞かれても、「どこにも行かないですね~。笑」つって。笑
実際、現場が必ず大型連休に被るわけではないので、本当にどこにも行ってないことも多かった。(現場に入りすぎて金がなくて。笑)
楽しくオタクしたいなら、余計な人と関わらなくて済むようにした方が、私の場合はメンタル的に良いなと感じました。
未だに思い出しても、まぁひどい言葉ですね。
そんな事言う人は、一生ファンサもらえませんからね!!!!
以上、いちごでした。